税務コラム

IFRS(国際会計基準)

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IFRS誕生の経緯

1970年代に事業の海外進出が進み、海外事業との取引や海外企業への投資も盛んになりました。経済の国際化が高まる中で、各国が異なる会計基準を採用して作成した財務諸表では、比較できません。そこで、異なる国の企業の間であっても、同じ取引についてはひとつの国際的に統一された会計処理しか認めないということにしました。どこの国の企業でも、共通の会計基準で財務諸表を作成し、企業の実態がわかるようにしなければならないという動きが進みました。

1973年にIASC(国際会計基準委員会)が9ケ国の職業会計士団体によって設立され、IAS(国際会計基準)を作成し公表してきました。しかし、IASCは民間団体でIASを加盟国の企業に適用させる強制力がありませんでした。

そこで、IOSCO(証券監督者国際機構)が1980年代後半からIASCと関わり、IASを比較可能な国際会計基準とするよう支援を行います。IOSCOも、証券投資の国際化のなかで、財務諸表の比較ができるような世界共通の会計基準を求めていました。

2001年、IASCはIASB(国際会計基準審査会)へ組織再編し、国際金融市場に対応できる会計基準を作成する方向で動きます。そのときにIASからIFRS(国際財務報告基準)に名前が変わりました。

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